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ブランディングデザインの発想

商品ブランド戦略

ところで、ブランドをブランド戦略として捉える場合には「商品ブランド戦略」「カテゴリーブランド戦略」「コーポレートブランド戦略」という3つのタイプに分けることが可能です。

それぞれに興味深い事例がありますので、順に見ていくことにしましょう。

まず「商品ブランド戦略」についてですが、これについてはP&Gの例がよく取り上げられます。

ポテトチップスの「プリングルス」、赤ちゃん用紙オムツの「パンパース」、消臭剤の「ファブリーズ」、ヘアケア用品の「ヴィダルサスーン」などは、ほとんどの皆さんにとってお馴染みのことでしょう。

実は、これらは全てP&Gが手掛けている商品ブランドなのです。

もし、あなたが「商品ブランドは知っていたけど、P&Gが展開しているとは知らなかった」もしくは「P&Gという会社のことはよく知らないのだけれど、商品ブランドは知っている」と思ったのだとすれば、それはP&G側の見事な戦略勝ちということになります。

なぜなら、こういった1つ1つの商品ブランドを強化することがP&Gにとって最も大きな狙いであり、コーポレートについて知ってもらうことが目的にはしていないからです。

企業ではなく、ブランドにパワーを持たせることで売り上げに繋げていこうという考え方であると言うことも出来ます。

実際、これらはいずれも大ヒットを遂げているブランドですし、特に「パンパース」は今のおばあちゃんがお母さんだった頃からずっと愛用されている安心かつ定番の商品です。

ブランドを重視するというのは、消費者とタッチポイントを重視すると言い換えることも出来ますから、まさしくブランディングの理に適った方法であると言えますね。

但し、ブランドにパワーを持たせる余り、企業としてのパワーが形成されにくく、企業を単体で考えた場合にどうしても弱くなってしまう可能性があるということは、否定出来ません。

商品ブランドのパワーと企業としてのパワー、これら2つのバランスをどのようにして保つかということが、商品ブランド戦略の最も大きな課題であると言えるでしょう。

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ブランディングデザインの発想は、ネーミングについて解説しています。

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